TL小説「孤独な女王と黒い狼」レビュー
今回紹介するTL小説は、こちら。
「孤独な女王と黒い狼」
著者 春日部こみと
ソーニャ文庫
表紙のイラストは、篁ふみさん。
とても美しい!
つい表紙買いです。
※気になる方は表紙をタップしてね。
○あらすじ○
――酷いお方だ。俺の想いは必要ないと?
妖精のような可憐な外見とは裏腹に、豪胆で自由奔放な女王シャーロット。
彼女は変装をして偽名を使い、城下町である情報を集めていた。
そこで辺境伯の嫡子アルバートと出会う。
彼は継母に父親殺害未遂の濡れ衣を着せられ、故郷を追放されていた。
互いに素性を隠しつつ、惹かれていく二人。
やがて、切なくも甘い一夜を共にする。
けれど、女王が自由に結婚できるはずもない。
シャーロットはアルバートの幸せを願い、身を引こうとするのだが……。
不遇の貴公子×孤高の女王、絶対的な身分差に阻まれた恋の行方は――!?
○感想○
とても読み応えのある作品でした。
女王と辺境伯の嫡子の恋。
絶対的身分差のある二人がどう結ばれるのか、そしてそれに絡んでくる幼い頃から女王の側にいて摂政をする従兄は?
従兄がかなり歪んでいるので、ソーニャのヒーローっぽいのは従兄の方だなー、なんて思いながら読み進めていると、いえいえ今回のヒーローも最後の方ではしっかり歪んでいました。
最後はこうきたか、と最後まで展開のよめない作品でした。
主従ラブが好きな方は、ぜひ読んでみてくださいね。
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