TL小説「魔術師と鳥籠の花嫁」
今回紹介するTL小説は、こちら。
「魔術師と鳥籠の花嫁」
著者 富樫聖夜
イラスト 藤浪まり
ソーニャ文庫
あらすじ
家族を守るため、望まぬ結婚を決意したリリアナ。だが、式を3日後に控えた彼女の前に、突然、淡い初恋の相手ラーフィンが現れる。国一番の魔術師で、一度しか会ったことのない彼がなぜここに? ラーフィンは、戸惑うリリアナに微笑みかけると、そのまま連れ去り、屋敷に閉じ込める。さらには、無理やり純潔を奪うと、何度も執拗に抱き、欲望を注いできて……。リリアナは、優しかった彼の変貌と狂気じみた執着に慄くが、やがて彼の孤独と心の傷を知り――!?
感想(ネタバレあり)
これはヒーローの好き嫌いが分かれそうな作品。
とにかくヒーローが鬼畜。
ヒロインへの執着が凄すぎる。
(基本ソーニャのヒーローは皆執着がすごいんだけど、群を抜いているかも)
しかも一度しか会った事がないのに!
幼い頃から惹かれていたとか長年の想いが積もって、というのはよく読むけど、一度会っただけでのこの執着っぷりは怖すぎる。
それに、魔術はズルい。
天才魔術師だったら人の記憶を塗り替えるまでできるなんて、何でもありだよ!
心優しいヒロインが自らヒーローに寄って行ったと思わせているけど、結局はすべてヒーローの手のひらで転がされていただけ。
ものすごい策士。
とにかくここまでくると潔い!
腹黒歪み大好き!な方におすすめです!
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